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無知ノ知

京都の大学生カトナヲが自分本位な百裂拳を繰り出していきます。ご期待あれ。

「読書のチカラ」を実感しよう!?!

今回は本の紹介をしようと思います。

齋藤孝『読書のチカラ』(だいわ文庫)

www.amazon.co.jp

この本は図書館で借りるのではなく書店で購入しました。著者の齋藤さんは明治大学文学部の教授で、テレビでもみかける機会が多いので知っている方もいるのではないでしょうか。この本には齋藤さんの読者に対する強い思いが込められています。

特に印象的だったのは、次の文章。

「もちろん、今でも現代の作家たちによって数多くの作品が生み出され、その中には良い作品もある。だがそれらは、残念ながら日本の近代文学に比べれば、日本語としての豊かさ、品格は物足りない。」

確かに、最近流行りのライトノベルと言われる小説などは概して文章が平易な表現で書かれていて堅苦しさはありませんが、文章が含有する情報、読者に想像を膨らませる要素が乏しいとも感じられます。

一方、明治時代の文豪たちが残した作品は難解な熟語や遠回しな表現で読み進めていくのには労を要するかもしれませんが、最高水準の日本語によって紡がれた文章であると言えるでしょう。

また、こうとも書いてありました。

「本のある生活とは、最低でも300冊、できれば1000冊程度の蔵書に囲まれた状態を指す。少なくとも学生なら、これくらいは必須条件だ。」

僕も最近少しずつ本を読むようになり、「趣味は読書ですって言ってもいいのかな~」と甘く考えていましたが、まだまだそう言えるほどは本を読んでいない、もっとたくさん、様々なジャンル・レーベルの本、特に日本の近代文学を読んでいこうと強く思いました。

最後に、この本は読者に伝えたい箇所は太線になっているなど、とても読みやすい一冊でした。衝動買いした本でしたが、買って良かったと思っています。少しでも興味を持った方には是非とも読んでみてほしい。オススメ