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無知ノ知

京都の大学生カトナヲが自分本位な百裂拳を繰り出していきます。ご期待あれ。

蒲島郁夫『私がくまモンの上司です』

本の紹介

本の紹介。

蒲島郁夫『私がくまモンの上司です ゆるキャラを営業部長に抜擢した「皿割れ」精神』祥伝社

www.amazon.co.jp

京都大学の吉田南図書館(総合人間学部の図書館で、比較的1,2回生の利用の割合が高い)にて、特集されていたのをみて借りてきた一冊。

著者の蒲島氏は、1947年に熊本県に生まれ、現在は熊本県知事の二期目をしています。なにより経歴が非常に興味深い。

高校を卒業後に地元の農協に勤務し、1968年に農業研修生として渡米し、ネブラスカ大学農学部に入学。その後、ハーバード大学大学院博士課程に進学して政治経済学を研究、博士課程を取得。帰国後、筑波大学教授を経て97年、東京大学法学部教授に。2008年4月、熊本県知事に就任。

なんでも高卒で東京大学の教授を務めたのは建築家の安藤忠雄と蒲島氏の2人だけらしい。

くまモン人気の秘密

今や日本各地どころか海外の国にも知っている人がいるであろう「くまモン」ですが、これほどまでに知名度が高まったのは、熊本県がデザイナーの水野学氏からくまモンのイラストの著作権を買い取り県庁で管理し、くまモンを使いたい人たちの使用料を無料にしたからです。そうすることで企業などが気軽にくまモンのイラストを利用し、くまモンの露出が増える。実際に、僕はくまモンのイラストが描かれた商品をよくみかけます。

一部の人々からは「みすみす収益をのがすなんてもったいない」という意見もあったようですが、県は、くまモンの商品を手に取って、熊本に関心を持ってくれる人が増え、実際に訪ねてもらえるようにとの思いで無料利用の姿勢を貫いているようです。

くまモンオフィシャルサイト | くまモンオフィシャルサイト

表紙につられて手に取ったが

本書では蒲島氏のこれまでの経歴や現在、そして今後の活動についても書かれているが、蒲島氏の生きざまに触れてみて、改めて若いころにいろいろ挑戦して失敗を経験しておく必要性を感じました。いつまでも考えてばかりいるのではなく、とりあえず動いてみる、行動してみるという姿勢も重要でしょう。だからといって行動ばかりで考えることを放棄していしまうのも考えものでしょうね。