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無知ノ知

京都の大学生カトナヲが自分本位な百裂拳を繰り出していきます。ご期待あれ。

政治家について知ろうとしてみたの巻

今回は本の紹介。

麻生太郎自由と繁栄の弧幻冬舎文庫

www.amazon.co.jp

著者紹介

著者は現在、副総理、財務大臣、そして金融担当大臣を務めている政治家で、吉田茂氏の孫にあたります。内閣総理大臣を務めたこともあるので、知らない人はいないでしょう。秋葉原で演説している様子をテレビでみて以来、私は麻生さんに興味を持つようになりました。クレー射撃でオリンピックに出場したことがあるのは有名ですが、その時あまり良い結果を残せず、それ以来射撃は封印しているらしい。あとマンガが大好きで幅広く読んでいるようです。

麻生太郎 - Wikipedia

どんな本?

本書は、ざっくり言うと、麻生氏がした外交に関するスピーチが文字起こしされて纏められています。2006年から2007年のものが主で、テーマが似通っているものが多く、同じ単語が繰り返し出てくるので、結構頭に残った。8年ほど前のスピーチ集なので、2015年の最新事情に即しているとは言えないかもしれませんが、今にも通用する考えも多く記されていました。

なんかかっこいいタイトル

タイトルの"自由と繁栄の弧“とは、大雑把に言うと、日本がアメリカ経由の東回りからだけでなく西回りからも欧州にアプローチしていって、その途中にある中東や中央アジア民主化を後押ししませんか?みたいなこと。

日本の外交というと、私は最初に日中韓の関係が頭に浮かびましたが、それに限らずこの本では焦点が当てられていました。最近話題の「集団的自衛権」や「抑止力」に関する記述も。メディアが盛んに取り上げるようになったのをみて、新規の話題だと思いがちですが、実際には以前から議論されていました!なんてものは少なくない。その背景を無視し急進的な意見に走らないようにしたい、と個人的に思いました。

 

冗長になった感がありますが、日本ってすごい国だったんだあ、政治家もたいへんだなあ、と思わせてくれる一冊でした。