無知ノ知

京都の大学生カトナヲが自分本位な百裂拳を繰り出していきます。ご期待あれ。

嗜好品とかいうイマイチ理解が及んでいない単語

本の紹介。

逸見謙三『いわゆる嗜好品 酒類、タバコ、茶、コーヒー』筑波書房

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著者の逸見さんは東京大学農学部農業経済学科を卒業し、現在は東京大学の名誉教授です。最近、東京大学に通っている友人が東京大学特有の進路振り分け制度にて当学科に所属することになった、という話を聞いたばかりだったので少々驚き、妙な親近感を覚えました(笑)

(最近知った単語と他の場で遭遇して、自分の中でその単語に別の意味が付与されていくと、自分の中の世界が拡がっていくような感覚、良くないですか?)

そもそも嗜好品とは

嗜好とは好き嫌いの意であり、嗜好品という表現は、森鴎外が1912年(大正元年)に発表された自身の短編小説『藤棚』の中で初めて用いた。今日では韓国でも使われている言葉であるようです。

逸見さんは、いわゆる嗜好品を

生命維持のために「飲み食いされる」ものではなく、「たしなまれる」ものである。

と定義しています。この定義は僕の中にはスッと入り落ち着きました。本書は、その嗜好品の様々な側面について書かれた本です。

 

茶やコーヒーを嗜好品(薬物)として扱っている点に違和感を覚えましたが、読み進めるとすぐに納得がいきました。逸見さんは、これらに含まれているカフェインにも中毒性があるという理由で取り上げていたのです。確かに、大学の自習室にいると、必ず一人は机上にカフェインを含むコーヒーや、エナジードリンクを置いている。(そんなにエナジー要るか?)と常々思っていましたが、中毒ならしょうがないね(笑)いや、しょうがなくはないか、、