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無知ノ知

京都の大学生カトナヲが自分本位な百裂拳を繰り出していきます。ご期待あれ。

哲学とは何ぞや?

本の紹介。

鷲田清一『哲学の使い方』岩波新書

岩波新書は赤の表紙が特徴的なレーベル。 とぉーっても読むのに時間が掛かった。慣れていない熟語が多用されていたからかもしれない。

鷲田清一さんの専攻は哲学や倫理学で、大阪大学の総長をしていたこともあります。 高校の国語の先生が、評論文の問題の題材として鷲田清一さんの文章が出題されるかも、と言っていたのを覚えている。

 

この本は、簡潔に言うと、哲学とはどんなものか書かれた本。哲学の入口、哲学の場所、哲学の臨床、そして終章の四章で構成されています。全体として内容があまり頭に入ってこなかったんですが(汗)、後半になってくると少しずつ内容が捉えられるようになっていったように感じました。

心に刺さった一文

なるほど、と思った一文を紹介します。

「ぐずぐず」と思い悩むことは、私たちが手放してはならない権利の一つである。

この文の前後で筆者は、現代人が「じゃあどうしたらいいんですか」とすぐに回答を求める気性を問題視している。確かに我々は科学技術の進歩のお陰で気になったことはすぐ検索して欲していた情報に辿り着くことが出来ますが、そういったものが無かった時代の人々と比べると思考を巡らせる機会が減少していることは否めないのかかあ。

 

この本を読んでも、「哲学イコール○○」というような答えは得られ無かった、それどころか哲学とは何かさらに混乱してしまった。するめ本かもしれないのでまた思い出した頃にもう一度読み返してみよう。。。